予約サイトを見ていると「ツイン」「ダブル」の違いがあやふやになることがあります。
どちらも2人用の部屋に見えますが、実際の部屋を並べてみると広さもベッドの幅も料金もはっきり違います。
そこで今回は、実際のホテルの部屋タイプを予約サイトで調べ、広さ・ベッド幅・料金の実数値で比べました。言葉の定義だけでなく、選ぶときに効く数字を載せています。
ハルカ最後にはカップルや夫婦は、ツインとダブルのどちらがおすすめかも紹介しますね!
- ダブル=幅140cm前後のベッドが1台。2人で使うと1人あたり約70cm
- ツイン=幅100〜120cmのベッドが2台。1人あたり100〜120cm
- つまり「1人あたりの寝るスペース」はツインのほうが広い(実測したホテルの場合)
- ただし部屋の料金はツインのほうが高い傾向(同ホテル同プランで1,800円差の例)
※広さ・ベッド幅・料金の根拠は本文の実測表をご覧ください。
ホテルでよく見る「ダブル」と「ツイン」の違い


まず言葉の意味です。
ダブルルームは、ダブルベッドが1台置かれた部屋です。1〜2人で利用します。
名前に「ダブル」とついていますが、シングルベッドの2倍のサイズではありません。ここを勘違いすると、当日「思ったより狭い」となります。
また、ダブルベッドより少し小さいベッドが置かれた「セミダブルルーム」という選択肢もあります。
一方ツインルームは、ベッドが2台置かれた部屋で、基本的に大人2人用です。ベッドが2台入るぶん、部屋も広めに設計されています。
ここまでは一般的な説明です。ただ、これだけではどちらが自分に合うかは決められません。実際の数字を見ていきます。
【実測】同じホテルのダブルとツインを、広さ・ベッド幅・料金で比べました
言葉の定義だけでは差が分からないので、実際の予約画面で同じホテル・同じプランの部屋タイプを並べました。
- 対象:アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉
- プラン:【素泊まり・事前決済限定】1秒チェックインにおすすめ!
- 条件:2026年9月16日(水) 1泊・大人2名1室・税込・1室あたりの合計
- 調査日:2026年8月22日
| 部屋タイプ | 広さ | ベッド | 料金 |
|---|---|---|---|
| ダブル「眺望なし」 | 11㎡ | 1台/幅140cm | 15,660円 |
| カジュアルツイン「眺望なし」 | 13㎡ | 2台/幅100cm | 17,460円 |
| スタンダードツイン「眺望なし」 | 14㎡ | 2台/幅120cm | 18,000円 |
| ハリウッドツイン | 19㎡ | 2台連結/幅200cm | 20,880円 |
同じホテル・同じプランでも、ダブル11㎡に対してツインは13〜14㎡。料金はツインのほうが1,800〜2,340円高くなっています。
1人あたりの寝るスペースは、じつはツインのほうが広い
ここが見落とされがちなポイントです。
ダブルは幅140cmのベッド1台を2人で使います。単純に割ると1人あたり70cmです。ツインは幅100cmのベッドを1人1台使います。
| 部屋タイプ | ベッド幅 | 2人で寝たときの1人あたり |
|---|---|---|
| ダブル | 140cm × 1台 | 約70cm |
| カジュアルツイン | 100cm × 2台 | 100cm |
| スタンダードツイン | 120cm × 2台 | 120cm |
「ダブルのほうが広いベッドでゆったり眠れる」とは限りません。2人で寝るなら、1人あたりの幅はツインのほうが30〜50cm広い計算になります。
ダブルが向くのは「くっついて寝ても平気な相手と泊まる」「料金を抑えたい」場合。ツインが向くのは「寝返りを打ちたい」「相手を起こしたくない」場合、ということになります。
ほかのホテルでも同じ傾向でした
1軒だけでは偏るので、横浜市内のほか2軒でも同じ日程で部屋の仕様を確認しました。
| ホテル | 部屋タイプ | 広さ | ベッド |
|---|---|---|---|
| ダイワロイネットホテル横浜公園 | スタンダードダブル | 18㎡ | 1台/154×203cm |
| ダイワロイネットホテル横浜公園 | ユニバーサルツイン | 27㎡ | 2台/110×203cm |
| ダイワロイネットホテル横浜公園 | デラックスツイン | 32㎡ | 2台/122×203cm |
| リッチモンドホテル横浜馬車道 | スタンダードダブル | 18㎡ | 1台/幅140cm |
| リッチモンドホテル横浜馬車道 | デラックスダブル | 26.9㎡ | 1台/幅170cm |
| リッチモンドホテル横浜馬車道 | ツイン | 26.9㎡ | 2台/幅110cm |
3軒ともダブルのベッド幅は140〜154cm、ツインは110〜122cm×2台という並びでした。部屋の広さもツインのほうが広く取られています。
なお、リッチモンドホテル横浜馬車道の「デラックスダブル」は幅170cmと広めでした。同じ「ダブル」でもホテルやグレードで幅は変わりますので、予約画面のベッド幅の表記は必ず見てください。
「デラックスツイン」「スーペリアツイン」「エキストラツイン」の違い
同じツインでも、予約サイトにはいくつも名前が並びます。整理すると次のとおりです。
| 名前 | 中身 |
|---|---|
| ツイン(スタンダードツイン) | ベッド2台の基本の部屋 |
| スーペリアツイン | スタンダードとデラックスの中間。やや上のグレード |
| デラックスツイン | 広さ・家具・アメニティの質が上のグレード |
| エキストラツイン | ツインにベッドを追加して3人泊まれるようにした部屋。ホテルによってはシングルにベッドを足して2人用にした部屋を指すこともある |
これらの呼び方に業界共通の定義はありません。実際、今回調べたダイワロイネットホテル横浜公園では「デラックスツイン」が32㎡でしたが、リッチモンドホテル横浜馬車道では「ツイン」が26.9㎡でした。名前ではなく、広さとベッド幅の表記で判断してください。
「エキストラベッド」も同様です。リッチモンドホテル横浜馬車道の「スタンダードダブル+エキストラベッド」には、予約画面にこう書かれていました。
「18平米にベッド2台の為お部屋が狭くなります」——追加ベッドは部屋を狭くします。人数が入るかどうかと、快適に過ごせるかどうかは別の話です。
ダブルとツインは、それぞれどんな人におすすめ?


| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 料金をできるだけ抑えたい | ダブル | 同ホテル同プランでツインより1,800円以上安い例あり |
| くっついて寝るのに抵抗がない | ダブル | 1人あたり約70cmでも気にならない関係なら問題なし |
| 寝返りを打ちたい・体格が大きい | ツイン | 1人あたり100〜120cmを確保できる |
| 就寝・起床の時間がずれる | ツイン | ベッドが分かれていて相手を起こしにくい |
| 仕事の同僚・友人と泊まる | ツイン | 寝具が分かれている |
| 荷物が多い | ツイン | 部屋自体が広く取られていることが多い |
迷ったときは、「同じベッドで寝ることに抵抗があるか」で切り分けるのがいちばん早いです。抵抗がなければダブルで料金を抑え、少しでも気になるならツインを選ぶ。それだけで大きな失敗は避けられます。
カップルや夫婦はダブルとツインのどっちに泊まるのがいい?


一般にはダブルルームがすすめられることが多いです。同じベッドで一緒に過ごせること、そして料金が抑えられることが理由です。
ただし、実測した数字を踏まえるとそのまま鵜呑みにはできません。ダブルは1人あたり約70cm。これはシングルベッド(幅90〜100cm程度)より狭い計算です。
そのため、次のように考えるのが現実的です。
- 1泊で、寝るより過ごす時間を大事にしたい → ダブルで問題なし
- 連泊する・翌日に予定がある・どちらかが眠りが浅い → ツインのほうが休まる
- どうしてもダブルがいい → 幅160cm以上の広いベッドの部屋を選ぶと1人あたり80cm以上になる
今回調べた中では、リッチモンドホテル横浜馬車道の「デラックスダブル」が幅170cm、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の「ハリウッドツイン」がベッド2台連結で幅200cmでした。広いベッドで一緒に寝たいなら、こうした部屋を名指しで探すのが確実です。
1人で泊まるなら「シングルユース」という選び方もある


「シングルユース」は、本来2人用の部屋を1人で使う予約方法です。幅140cmのベッドを1人で使えるので、シングルルームよりゆったり眠れます。
ただし料金の見方に注意が必要です。
- 「1室」単位の料金なら、1人で泊まっても2人分に近い金額になります
- 「1人」単位の料金なら、2人利用に変えると総額はおよそ2倍になります
予約サイトの表示が「1室あたり」か「1名あたり」かは、料金の近くに小さく書かれています。ここを読み違えると、確認画面で金額が倍になって驚くことになります。
シングルユースのプランが見当たらない場合は、ホテルに直接問い合わせると案内してもらえることがあります。
よくある質問
ツインとダブルの違いは何ですか?
ベッドの台数です。ダブルは1台、ツインは2台。今回実測した3軒では、ダブルが幅140〜154cmのベッド1台、ツインが幅110〜122cmのベッド2台という並びでした。定員はどちらも大人2名が基本です。
ダブルとツイン、どっちが広いですか?
部屋も、1人あたりの寝るスペースも、ツインのほうが広いという結果でした。アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉ではダブル11㎡に対してツイン13〜14㎡。1人あたりのベッド幅はダブル約70cm、ツイン100〜120cmです。ただし料金もツインのほうが1,800〜2,340円高くなっていました。
ダブルベッドは2人で寝られますか?
寝られます。ダブルルームは大人2名で予約できる部屋です。ただし幅140cmを2人で分けると1人あたり約70cm。これはシングルベッド(幅90〜100cm程度)より狭い計算になるので、寝返りが気になる人はツインか、幅160cm以上の広いベッドの部屋を選ぶほうが休まります。
ツインルームは2人用ですか?
基本は大人2名用です。1人で使う「シングルユース」を受け付けている宿もありますし、ベッドを足して3名で使える「エキストラツイン」を用意している宿もあります。何名まで泊まれるかは予約画面の定員表示で確認してください。
セミダブルはダブルとどう違いますか?
ベッドが1台という点は同じで、幅がダブルより狭いのがセミダブルです。ただしこの記事で見たとおり、部屋タイプの呼び方に業界共通の定義はありません。「セミダブル」「ダブル」という名前で判断せず、予約画面に書かれた幅の数字(◯cm)で比べてください。名前が同じでもホテルによって幅は変わります。
部屋タイプを決めたら、そのまま絞り込んで宿を探そう
ツインかダブルか決まったら、あとは予約サイトで部屋タイプを指定して探すだけです。
じゃらんnetや楽天トラベルでは、検索条件で「ツイン」「ダブル」など部屋タイプを指定して絞り込めます。このとき広さ(㎡)とベッド幅の表記まで見ると、今回のような差を予約前に把握できます。
- 調査日:2026年8月22日 / 対象宿泊日:2026年9月16日(水) 1泊・大人2名1室
- 対象:アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉、ダイワロイネットホテル横浜公園、リッチモンドホテル横浜馬車道(いずれも楽天トラベルの部屋情報・料金表示を未ログイン状態で確認)
- 「1人あたり◯cm」はベッド幅からの単純計算であり、実際の寝心地を保証するものではありません
- 3軒のスナップショットです。ホテル・部屋・日程が変われば数値は変わります。広さやベッド幅は必ず予約画面でご確認ください
- 料金は変動します。最新の金額は各公式サイトでご確認ください










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