デイユースとは?宿泊との料金差を3軒で実測|使える時間と探し方

予約サイトを見ていると「日帰り・デイユース」というタブが目に入ります。宿泊とは別枠になっているこのプラン、そもそも何なのか、いくらなのか、何時間使えるのかが分かりにくいところです。

この記事では言葉の意味を整理したうえで、実際に同じホテル・同じ日で「宿泊」と「デイユース」の料金を比べた結果を載せます。

先に結論
  • デイユース泊まらずに、日中の数時間だけ客室を使うプラン
  • 実測した3軒では、料金は1泊の4〜7割。ただし割引率はホテルによって大きく違います
  • 利用時間は「最大4〜6時間」かつ時間帯が固定(11:00〜17:00など)。好きな時間に入れるわけではありません
  • 探すときは、予約サイトの「日帰り・デイユース」タブから。宿泊プランの一覧には出てきません
目次

デイユースとは、宿泊せずに日帰りで客室を使うこと

デイユースは、宿泊を伴わずにホテルの客室を一定時間だけ利用するプランです。「日帰りプラン」と呼ばれることもあり、予約サイトでは両方をまとめて「日帰り・デイユース」と表記しています。

ビジネスホテルやシティホテルを中心に広く提供されており、休憩・仮眠・テレワークなどに使われています。

ここで押さえておきたいのが、宿泊プランとは完全に別枠だということです。通常の宿泊プラン一覧を眺めていても出てきません。予約サイトの「日帰り・デイユース」タブに切り替える必要があります。

【実測】宿泊とデイユースはいくら違う?3軒で比べました

「安い」とはよく言われますが、実際どのくらい違うのか。同じホテル・同じ日で並べました。

  • 対象日:2026年9月16日(水)/大人1名1室
  • 表示:税込・1室あたりの合計金額
  • 調査日:2026年8月22日(楽天トラベルの表示を未ログイン状態で確認)
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ホテル宿泊(1泊)デイユース利用時間
アパホテル&リゾート
〈横浜ベイタワー〉
13,410〜14,310円5,670円最大6時間
11:00〜17:00
ダイワロイネットホテル
横浜公園
12,214〜14,540円6,500円最大6時間
12:00〜18:00
リッチモンドホテル
横浜馬車道
14,212〜16,150円10,000円
(12,000円)
最大4時間 12:00〜16:00
(最大6時間 12:00〜18:00)
※楽天トラベルの表示(2026年8月22日確認)/宿泊は最安〜同室タイプの通常料金

3軒とも安くはなります。ただし下がり方がまったく違います

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ホテル1泊に対するデイユースの割合
アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉約4割(14,310円 → 5,670円)
ダイワロイネットホテル横浜公園約5割(12,214円 → 6,500円)
リッチモンドホテル横浜馬車道約7割(14,212円 → 10,000円)
※割合は上記の実測値からの計算です

同じ6時間でも、アパホテルは1泊の4割、リッチモンドは7割。「デイユースだから半額くらい」と決めつけず、その宿の数字を見る必要があります。

時間は「最大◯時間」かつ時間帯が決まっている

実測して分かったもうひとつの重要な点がこれです。好きな時間に入って好きなだけ使えるわけではありません。

  • アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉:11:00〜17:00(最大6時間)/13:00〜19:00のプランも別にあり
  • ダイワロイネットホテル横浜公園:12:00〜18:00(最大6時間)
  • リッチモンドホテル横浜馬車道:12:00〜16:00(最大4時間)/12:00〜18:00(最大6時間)

時間帯が固定なので、朝いちばんや夜間には使えません。「夕方の空き時間に2時間だけ」といった使い方を考えているなら、その時間帯を含むプランがあるかを先に確認してください。

また、リッチモンドホテル横浜馬車道では4時間で10,000円、6時間で12,000円と、時間の長さで料金が分かれていました。2時間の延長に2,000円という刻みです。必要な時間だけを選べば、そのぶん安くなります。

食事の有無でも変わります。アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の場合、同じ6時間のプランで食事なし5,670円/ブランチ付8,550円でした。

ホテルのデイユースはどんな用途で使われる?

代表的な使い方を紹介します。

休憩や仮眠

いちばん多い使い方です。シャワーを浴びて、ベッドで横になる。カフェやカラオケでは得られない休み方ができます。

外出先で体調を崩したときや、疲れが限界にきたときの避難先としても使えます。今回調べた3軒はいずれも大浴場やユニットバスがあり、入浴して仮眠する使い方に向いていました。

リモートワークやWEB会議

個室で、静かで、Wi-Fiと机がある。WEB会議で周囲の音を気にせずに済むのは大きな利点です。

実際、デイユースのプラン名に「テレワーク」と明記しているホテルもあります。ダイワロイネットホテル横浜公園のプラン説明には、テレワーク利用時の駐車料金の案内まで書かれていました。

営業の合間に資料を整理したい、機密性の高い書類を扱いたい、という場合にも向いています。

女子会・少人数の集まり

完全な個室なので、周囲を気にせず過ごせます。飲食店の時間制限も気になりません。

ただし持ち込みの可否や利用人数の上限はホテルによって違います。プラン説明に書かれていないことも多いので、大人数で使う場合は事前に確認してください。

乗り継ぎ・待ち時間

飛行機や新幹線の待ち時間を、駅やロビーで潰さずに済みます。シャワーを浴びて荷物を置ければ、そのあとの移動が別物になります。

ここで効いてくるのが時間帯の確認です。今回調べた3軒はいずれも12時前後スタートでした。早朝着・深夜発の待ち時間には使えません。

気分転換・ひとりの時間

目的がなくても構いません。数時間、日常から離れるためだけに使う人もいます。

今回の実測では、6時間で5,670円という価格帯がありました。映画を2本観てカフェに入るのと大きく変わらない金額で、個室と入浴がついてきます。

デイユースのメリット

1泊より安い

上の実測のとおり、3軒とも1泊より安くなりました。1泊の4〜7割です。

ただし「泊まらないぶん半額」という単純な話ではありません。7割の宿もあります。安さを狙うなら、比べたうえで選ぶ必要があります。

個室を目的に合わせて使える

カフェやコワーキングスペースと違い、ベッド・浴室・机がひとつの個室にそろっています。仮眠も仕事も入浴も、移動せずに済みます。

駅から近いところが多い

ビジネスホテルは駅前に立地していることが多く、移動の合間に立ち寄りやすい場所にあります。数時間の利用では、この立地の差がそのまま使い勝手の差になります。

デイユースを使うときの注意点

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注意点中身
時間帯が決まっている今回の3軒はいずれも12時前後スタート。早朝・深夜は使えません
「最大◯時間」の上限がある4時間・6時間などの区切り。延長できるとは限りません
宿泊プランには出てこない予約サイトの「日帰り・デイユース」タブから探す必要があります
プラン数が少ない宿泊に比べて選択肢が限られます。埋まるのも早いです
食事の有無で料金が変わる同じ時間でも、食事付きは数千円上がります

とくに引っかかりやすいのが1つ目と3つ目です。「安く休めるらしい」と聞いて宿泊プランの一覧を探しても見つからず、見つけても時間帯が合わない、というのがよくある流れになります。

デイユースのプランを探すには

じゃらんnetにも楽天トラベルにも、「日帰り・デイユース」の専用の入り口があります。ここから探せば、日帰りで使える部屋だけが並びます。

今回のように同じエリアでも料金と利用時間はホテルごとにかなり違うので、いくつか並べて比べるのが確実です。

この記事の調査について
  • 調査日:2026年8月22日 / 対象日:2026年9月16日(水)・大人1名1室
  • 対象:アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉、ダイワロイネットホテル横浜公園、リッチモンドホテル横浜馬車道(楽天トラベルの表示を未ログイン状態で確認)
  • 3軒・1日程のスナップショットです。料金・プラン内容・利用時間は日によって変わります
  • 「1泊に対する割合」は上記の実測値からの計算です
  • 最新の料金・プランは各公式サイトでご確認ください
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この記事を書いた人

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